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アイク (ファイアーエムブレム) : ミニ英和和英辞書
アイク (ファイアーエムブレム)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

アイク (ファイアーエムブレム) : ウィキペディア日本語版
アイク (ファイアーエムブレム)[ちょうおん]

アイクIke)は、任天堂発売(開発・インテリジェントシステムズ)のコンピュータゲームファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』(以下『蒼炎』)及び続編『暁の女神』(以下『暁』)に登場する架空の人物。
ファイアーエムブレム 覚醒』(以下『覚醒』)、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』、『Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン』(以下『S.T.E.A.M.』)にもゲスト出演している。
『蒼炎』の主人公。『暁』においても第三部の主人公を務め、前後作全体の主役として総括される。
== キャラクター設定 ==

=== 人物像 ===
シリーズ初の平民出身の主人公〔ただし、グレイルが元将軍ということもあり、彼も貴族の血統である可能性が残っている。〕。女神に一番近しい姿を持つと言われ、【知恵の民】と称される種族ベオク傭兵。父グレイル(『暁』では既に故人)、妹のミスト、そしてグレイルが団長を務めるグレイル傭兵団の団員達と共に、テリウス大陸北西に位置するクリミア王国の一地方に構えた砦で暮らしている。母エルナはアイク達兄妹が物心ついて間もなく他界している。生まれは【力の民】とも呼ばれる種族ラグズの1つ、獣牙族が治める国ガリア王国だが、当の本人は諸事情によりその記憶が無かった。母から受け継いだ蒼い髪に空色の瞳を有し、無愛想だが父譲りで義理人情に篤く、筋を通し媚び諂いを潔しとしない天空海闊な熱血漢。団員達とは家族同然の強固な信頼関係を結ぶ。食事は肉料理を最も好む。額にバンダナを巻いており、帯端には漢字の「肉」を横に並べた柄があしらわれている。
一人称は「俺」。二人称は「お前」もしくは「あんた」。種族や身分の差を気に留めない性分で、誰であっても一切敬語の類を使わず対等な目線で対話する。その表裏の無い真っ直ぐな言葉が、多くの者の心を惹きつけ一目置かれる要因であり、長きに渡り対立するベオクとラグズの架け橋となる。如何なる場面においても自分の考えを正直に述べるため、時には場の空気を読めない失言をしてしまうことも。礼儀作法は不得手であり、相手にそれをされることも好みはしない。そういった理由から交渉事も得意ではなく、『蒼炎』では竜鱗族(ラグズ)が治めるゴルドア王国の海岸に自分達の乗るベグニオン行きの船が座礁した際、ゴルドアの「如何なる事情においても他国の者は受け入れない」という不干渉・永久中立の掟より(知らなかったとはいえ)結果的に自身の都合を優先してしまい、国際問題を起こしかけもした。他にも、大陸最大の規模を誇るベグニオン帝国において、クリミアの再興助力を求めるエリンシア姫(王女)と、皇帝(神使)サナキとの交渉の場でその性格ゆえ不敬罪にすら問われかねない発言をサナキ、及び帝国の元老院議員達に言い放ってしまっている。これらの問題は一概にアイクに非があるとは言い切れないが、彼の後先を顧みない言動が一因であるのは確かである。
ベグニオンでの一件以降は公的な事情を考慮し、相手の理解に努める姿勢を備えている。『暁』ではゴルドア国王デギンハンザーが上記の名目で同胞のラグズすら見捨てようとする態度に激昂し、その頑なさを批難した。
父を自らの眼前で討った漆黒の騎士は後に因縁深い宿敵となり、戦場で幾度となく相まみえる。漆黒の騎士はかつてグレイルに剣技を師事していた由縁から兄弟子に相当する存在でもあり、あらゆる意味で超えるべき目標である。ガリアの獣戦士ライとは親交が深く、気の合う相棒としてつるむ機会が多い。
戦いには妥協をせず、個人的な修行、ひいては対人訓練であっても手を抜くことはない。「精神集中できて落ち着く」という理由も兼ねて僅かな時間さえあれば剣の鍛錬に勤しみ、それを欠かさない。
ガリアの獣戦士モゥディの影響から、可能な範囲では無用な戦いを避けるため敵対者との対話を心懸けているが、あくまでも敵として立ちはだかる相手には容赦せず全力で戦い、命を奪うことも已む無しとしている。
細かい策を講じるより正面突破を好み、将としてもその性質が顕著。奇襲に対する防衛戦でも敢えて堂々と迎え撃ち、逆に敵方を力尽くで打ち負かす戦法を採る。作戦の立案に関しては傭兵団参謀セネリオに頼る場面が多い。
武人気質も持ち合わせており、強い相手と戦うことに意義を見出している。『暁』で漆黒の騎士が生存していたと知った際には、仇敵相手に悲嘆も憎しみも抱かずただ狂喜し、「あれ程の男ともう一度戦えると考えただけで、喜びで手が震えて止まらなかった」と告白するなど、半ば戦闘狂のような一面も見せた。
猪突猛進型ではあるものの、父亡き後は一団を率いる立場や責任故、仲間の意見を聞き入れた上で戦況や戦力差を見極め最善の選択を導き出し、無謀な戦いでの死を選ぶということも無い。
『暁』の最終決戦では、「俺には仲間がいる。守るべき物が在る。俺の戦いは常に、相手の命を奪うためではなく かけがえのない物を掴み取る…そのための戦いだ!」と、自分が今まで勝ち抜いてきた理由と戦いへの信条を言明する。
アイクが父から受け継いだ独特の剣技は、敵味方問わず多くの戦士から興味を持たれ、一部ラグズも関心を寄せる。「無骨で荒削りだが、力強い」といった評価を敵将の剣士から得たこともあり、グレイルのかつての友人タウロニオも、「失われるにはあまりに惜しいものだ」と述懐する。戦闘アニメのモーションでは、『蒼炎』は基本的に片手で剣を扱い、一部大技のみ両手で振るう。『暁』は全て片手。携帯時は『蒼炎』時代には腰に提げ、『暁』では背に納めている。
色恋沙汰にはあまり関心が無く、自身へ向けられる然りげな好意に気付けないなどかなり鈍感。しかし傭兵団副長ティアマトがグレイルを愛していたことは見抜いており、他者の機微を全く察せないという訳では無い。行商隊の道具屋ララベルに惚れられ、ハッキリ告白されているので流石に認識しているが、彼女のアプローチが熱心かつ執拗なため、度々逃げている。アイクとしても「応える気はないんだがな」と乗り気でない様子だが、ララベルが察するところによれば「(アイクは)今は自分のやりたいことに夢中だから、特定の相手を作って縛られるのが嫌」ということであるらしい。だがいつか落ち着く日が来るとも予見し、その時自らが心に留まっておくよう地道に努力されている。そんな彼女の慕情もアイクに「気になる」と言わしめる程度には実を結んでいた。
顔グラフィックパターンと衣装が『蒼炎』『暁』共に各2パターンある。開発初期の名称は「パリス」で〔Vジャンプの画像写真の記事より。この写真には、後のデイン王国と改名されたと思われる「デロス兵」という敵軍も存在していた。〕、後の作品で彼の子孫を名乗る人物に名前が使用された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アイク (ファイアーエムブレム)」の詳細全文を読む




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